Is there a legal limit to the number of hours we can work? 私達が働く、労働時間には法律で上限が決まっているの?

世間でブラック企業について言う場合、長時間労働がイメージされる方が多いのではないでしょうか。今回、そのような労働時間についてのご質問を紹介します。
質問1:労働時間に法的に上限があるの?
働く時間には、法律的に上限があるのですか?
回答1
はい、日本の法律(労働基準法)では、働く時間の上限が決められています。基本的には、1週間に40時間、1日に8時間までとされています。ただし、会社によっては特別なルールを適用できる場合もあります。例えば、1か月の平均で1週間40時間になるように調整する制度(1か月単位の変形労働制)や、1年の平均で1週間40時間にする制度(1年単位の変形労働制)があります。
もしこの決められた時間を超えて働くと、それは「残業(法定時間外労働)」と呼ばれます。また、残業の上限についても、政府が「どれくらいまでなら認められるか」という基準を定めています。具体的な上限時間
<原則>
(1)1か月45時間・1年間360時間(2)「1年単位の変形労働時間制」の場合、1か月42時間、1年320時間
<例外>時間外労働と休日労働の合計時間
(1)1か月100時間未満(100時間未満、80時間以内には休日労働時間を含む)(2)2~6か月の平均80時間以内(100時間未満、80時間以内には休日労働時間を含む)
(3)1年間720時間



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