この記事では聴覚障害者の求職活動で良く使われる求人サイトや支援機関、面接での注意点について解説します。

聴覚障害者の求人サイト紹介
聴覚障害者だけに絞った求人サイトはないのですが、障害者の求人サイトは多くあります。
例えば、一般の求人サイトではウェブサーナやクローバーナビが有名です。他にも公的な求人サイトとしてハローワークの障害者求人がありますし、年に1・2回行われるハローワーク主催の障害者就職面接会もあります。先に挙げた一般の求人サイトには聴覚障害者を雇った企業の紹介事例が載っている場合があります。それを読んで就職活動の参考とするのも良いでしょう。また、稀ではありますが、企業の公式HPには障害者雇用を積極的に行っていることを宣伝している場合もあり、そのようなサイトを読むことでどのような配慮を求めることが可能かを想像することも大切です。
聴覚障害者の就職支援機関
聴覚障害者だけに絞った、就職を支援する機関はないのですが、障害者の就職を支援する機関は多くあります。例えば独立行政法人高齢・障害・求職者支援機構は障害者の職業能力の開発や就職後の支援を行っています。ただし、求人の紹介は行っておらず、ハローワークでの紹介となります。
他にも障害者就業・生活支援センターや就労移行支援も日本各地に存在します。こちらのサイトで近くの事業所を検索することが可能です。
聴覚障害者の就職面接
求職活動をして面接に進んだら、面接の前に自分の聴覚障害についてどのような配慮をしてほしいか伝えるのがベストです。補聴器をつけるので大きな声ではっきりとゆっくりめに話して欲しい、話す内容は文字にして欲しいなど人によって求める配慮は異なるため、企業側にとって大きな負担とならない範囲で合理的な配慮を求めることが大切です。ここで大切なのは我慢をしないことです。自分の求める配慮を明確に伝えることで採用後のトラブルや早期退職を防ぐことができるからです。お互いに気持ち良く働くためにも自分の聴覚障害についての特性を伝えることは大切です。
まとめ
聴覚障害者の就職に絞った支援制度はありませんが、障害者の就職活動を支援するサイトや機関は多くあります。これらの支援を利用して、自分の希望に合う企業へ就職することが一番大切です。
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