今回の記事は5回連載の最後の記事で、働く聴覚障害者の成功事例について紹介します。
聴覚障害を持っていても働いている例
著者もまた聴覚障害を持っているのですが、社労士の資格を取得し、現在社労士関連業務を行っています。その他にも短大卒業後に大企業へ障害者雇用として、または一般雇用として採用され、ずっと勤め上げている方も知っています。更には大企業に勤めた後、海外の大学へ留学して卒業後は現地で就職した方もいらっしゃいます。
大企業をあえて選ばずに中小企業へ新卒採用されてそのまま勤めている方もいらっしゃいますし、宇宙関連の機関へ就職し、その後地方で民泊を経営している方もいらっしゃいます。他にも新卒採用された会社でのコミュニケーションが上手く行かず、思い切って転職を決意したところ情報保障が整っている会社に就職した方もいらっしゃいます。
ここまで書き進めて思うのは、聴覚障害があることは何の障害にもならないと言うことです。聴覚障害がある方もない方も同じ人間であり、自分の好きな道を歩く権利を皆、等しく持っているのです。聴覚障害があるけど成功したということは何の意味も持ち合わせていません。障害のあるなしにかかわらず、それぞれが自分の歩みたい道を歩けば、それで成功ではないでしょうか。
まとめ
私がこの記事をお読みになっている方にお伝えしたいのは、聴覚障害を持っているからと言って自分の可能性を閉ざさないで欲しいということです。聴覚障害を持っているがゆえに職場で理不尽な扱いを受け、それでも家族のためにと我慢して定年まで勤め上げた方もいらっしゃいます。最近は障害者に対する差別・偏見は弱まってはいますが、まだまだ残っているのが現状です。それでもなお、自分の夢や目標のためにやりたい仕事に就くのがベストではないでしょうか。自分のやりたいことを貫き通せば、辛いことも乗り越えられるはずです。是非、臆せず、自分だけの人生を自分の力で、そして周りの方々の力を借りて、歩んで欲しいと強く願います。
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