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かくて全国連覇の強豪高校は生まれた

高校女子バスケットボール界前人未到の54度の全国優勝記録を誇る桜花学園高等学校の井上眞一監督。一方、高校女子バレーボール界で5度の優勝を果たし、多くの日本代表選手を輩出している下北沢成徳高等学校の小川良樹監督。
競技は違えど、全国屈指の強豪へと導き世界で戦える選手を育てた名将の指導方法とは。

スポーツは、一瞬の隙が勝敗を分ける。2008年の高校女子バスケットボールのインターハイ決勝。井上監督率いる桜花高校は、強豪の東京成徳大学高校との一戦で残り10分で18点差と負けていた。追いつくためには、3Pシュートを決めるしかない。そうオフェンスに指示を出すと、立て続けにシュートが決まっていった。成徳高校は途端に慌てはじめミスから点が入らなくなり、終わってみれば14点差をつけて桜花高校が勝利したが、勝負の世界はなにが起きるかわからない。勝てるという気持ちなって勝負から逃げてしまえば、その隙を突かれてしまうのだ。
しかし、力だけでは勝負には勝てない。運も勝利を引き寄せる重要な要素になる。井上監督はそれについて、「運を引き寄せるためには練習でいかに完璧な練習ができるか。練習は試合のための準備ですから」と語る。

「完璧な練習」とはいえ、練習時間は三時間半という限られた時間しかない。その中で勝てるチームにするためには、頭と身体を使い、とにかく効率よく練習をする。井上監督が大学時代にしごかれた無駄練習ではなく、前の日と同じ練習は絶対にしないようにするという。また選手の上下関係を撤廃し、“コートの中ではライバル、寮に帰れば家族のように過ごす”チーム作りを徹底した。

一方、下北沢成徳高校女子バレーボール部の小川監督も、限られた練習時間の中で日本一になるためにどうしたらいいか四六時中考えていたという。しごきの形では放課後練習するのも嫌になる。そこで、選手が嬉々として練習できる環境をつくり、自分から積極的に練習をできるようにした。選手の自主性を育むことに着眼したのだ。井上監督と同じように部員の上下関係をなくし、練習の方法も変えた。バレーボールは「できるまで」の練習が多かった。レシーブが10本できるまで、アタックが10本決まるまで。それを、時間で区切り数字を記録してパーセンテージがあがるようにする。成果を目に見える形にすることで、選手たちのモチベーションを高めていったのだ。

良き指導者の条件は、人間性である。普段から相手の身になり物事を考える。選手に対して公正であるか、誠実であるか。そういう気持ちがなくなった時には指導者をやめるべきだという覚悟を持ちながら日々真剣勝負で生きている両監督。どちらも口を揃えていうのは「練習が正念場」。冒頭で述べた勝敗を分ける一瞬の隙、勝利を引き寄せる運。勝利への全ては、積み上げた練習にこそある。

この姿勢はスポーツに限らず、仕事にも当てはめられる。ただがむしゃらに仕事をこなすのではなく、個性を伸ばしそれぞれに適した仕事をこなす。短所ではなく長所を伸ばしていく。それぞれの長所でそれぞれの欠点を補い合う。スポーツに限らず、仕事上でもチームワークは必要不可欠である。できない部分を補う努力は必要だが、自身にしかない個性を伸ばしていくことで、自身にしかできない仕事を見つけることができるのではないだろか。自身の才能を信じ実直に目の前の仕事に取り組み続ければ、成果は成功へと結びつけることができるのだ。



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