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今後の会社と社員との関係

今は新たな関係を求められているように感じます。
「新たな関係」というと語弊があるかもしれません。

 会社自体が、今まで通りのやり方では利益を出しづらい時代になって来ました。そういう意味でも、経営者の力量や責任が問われる時代でもあると思います。
 
経営者には、会社の存続と成長を保証する経営戦略を立案し、社員を巻き込んで実現していく責任があります。
 
 そこで今までと仕事の仕方が変える必要性が出てくるかもしれません。その時に(表向きは協力的な態度を取っているくせに)社員から協力を得られない場合もあります。

 そのとき「会社と社員との関係」って、どうであるべきなのか?
健全な会社と社員との関係とは?

健全な会社と社員との関係には、
1、会社と社員との節度ある関係である。
2、会社の価値観に社員が共感出来ている。
3、仕事の中に価値を見つけること。

この3つが少なくとも必要だと思います。

1、「会社と社員との節度ある関係」とは、前提として雇用契約を取り交わしているので、双方に権利と義務を誠実に履行することは勿論です。「親しき仲にも礼儀あり」とは言いますが、まさにそのことです。
  会社のコンプライアンス遵守は当然です。社員に甘えているところがありませんか?残業代をちゃんと計算して支払っていますか?もし出来ていない場合は、そもそもビジネスのやり方自体が時代に合っていないのかもしれません。一度、見つめ直すことも必要かもしれません。組織は、経営者の鏡です。
  【ツール例】就業規則、雇用契約書など。
  
※  労働条件が法令遵守されていない場合、社員は、自己の権利が侵害されていると自覚しています。そのような状態でモチベーション高く働けないことは自ずと理解できることです。
 例えば、残業代を支払っていない、社会保険に加入していない場合、「それが出来れば苦労しない」と言われることは、良く解っています。が、それができていないのは「経営者の責任」です。

経営者の出来ていないことを正当化する姿勢のまま、社員も仕事がちゃんと出来ていないことを正当化する言い訳をして来ます。

そうなると、会社と社員との健全な関係は作れません。
 
2、「会社の価値観に社員が共感出来ている」とは、会社の価値観に、そこで働く社員の価値観が共存できる必要があるということです。
  会社の価値観を発信していますか?まずは「経営理念」を作っていますか?
「経営理念」の意味を伝えていますか?
「経営理念」に沿った仕事の仕方を教えていますか?
そうでなければその社員は望まれる成果をあげることは出来ず、又当の本人も心楽しまず働くことになるからです。これからは、会社の価値観を社員へ今まで以上に伝えることが必要です。社員一人ひとりも自身の価値観はどんなものかと自問する必要があるかと思います。
  【ツール例】経営理念、経営戦略説明会、人事評価制度など。

3、「仕事の中に価値を見つけること」とは、会社の期待に応えて行くことに、社員個人にとって意味がある、価値があると理解して貰うということです。
  【ツール例】社内塾など。

  これは少し時間がかかるかもしれません。
 ① 社員の役割や期待を具体的に伝えていますか?
求める成果は何かを伝えていますか?
 ② 社員が、プライベートのことを含めて「やりたいこと」は何ですか?
 → 仕事で、会社が求める成果を出すことで、自分がやりたいことを実現できる、ってことを理解して貰う。

※ 最近の子は、「やりたいこと」「買いたいもの」などが無いと言われますが、確かにそうかもしれません。だからこそ、社員にとって価値あるものは心の中に無意識的にも必ずあります。それを本人が自覚するのには時間がかかるかもしれませんが、育んでいくことを会社側がしないといけない時代だと思います。

これは会社の義務ではありません。より意識の高い社員になって欲しいとお考えの会社にとっては必須項目になりますってことです。

 これからは、会社側がより賢くビジネス展開する必要があります。と、同時に社員との関わり合いも、より賢く会社が考えていることを社員に伝えていく必要が今まで以上に要求されていると思います。

 1人で事業展開することも有りだと思います。

でも組織を作ることは、ダイヤモンドの原石を磨くことと同じだと思います。
会社の経営戦略で磨くことで、原石もダイヤモンドになります。
でも磨き方も今まで以上により賢く磨かないといけないってことです。

健全な会社と社員との関係無くして、今後の会社の発展は望めません。
今一度確認をしてみて下さい.



質問等がございましたら、メール又は電話(011-748-9885)にてお問合せ下さい。

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