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項羽と劉邦

項羽と劉邦 著:司馬遼太郎

最近、今までに触れることのなかった類の本を読んでいます。
事務所で毎週行なっている読書会をきっかけに、何冊かの本を関連付て読んだり、ある事柄についての理解を深めるために、異なる本から原理・原則を読み解くということは、とても勉強になります。

その中の一冊、「項羽と劉邦」について、少し書かせて頂きたいと思います。
「項羽と劉邦」(上) 序盤の箇所について興味深い箇所が幾つもありました。


舞台となるのは、紀元前三世紀末の中国。
複数の王国でなっていた大陸を、初めて統一し帝国を築いたのが「エイ政」(エイという漢字が出ませんでした。)という人物です。

彼は中国大陸全土を統一すると、自ら「皇帝」という言葉を創り出し、その名を名乗りました。
しかし、この「皇帝」という単語を新しく聞く人民にとっては、当初尊敬心の習慣が根付いているはずもなかったとあります。

そして、帝国を統治する皇帝という存在についてだけではなく、国を治める制度についても、人民には受け入れられていなかったようです。

もともと中国大陸は、「秦」「楚」「斉」「燕」「韓」「魏」「趙」の7つの王国からなっていた。
そして、統一を果たしたのは「秦」である。

「秦」を除く他の6国では頂点に王が君臨し、王制や貴族制により国が統治されていた。
しかし、「秦」の国では、法により国が収められていた。

当然、統一後は「秦」の国やり方により、王制、貴族制は全て排除され、中央集権体制の元、官僚組織により人民は監視され、法によって支配された。

法というものの存在自体がなかった国の人々にとっては、法による刑罰や徴収などの強制は、とても耐え難いものであったに違いないと思われます。


…次回に続く。

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