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【心身ともに鍛える戦略】

今日も飽きずに「坂の上の雲」を読んでいます。

NHKのドラマでは正岡子規が亡くなったようです。

あまり正岡子規の本を読んだことがありませんでしたが、死ぬ直前まで戦った生き様には感動し、今度買って読んでみようと思います。

私も闘病生活をしていたことがありますが、なかなか心が折れやすいものです(ーー;)

さてさて

では早速ですが、

1、 『「ドイツ陸軍は」とメッケルはいう。
(中略)
(普仏戦争でフランスに勝った)ドイツがフランスよりもはるかに優れていたのは、各級指揮官の能力である。
指揮官の能力は、固有のものではない。
(中略)
操典の良否によるもだ。
よき操典で心身ともに訓練されつくした指揮官は、悪しき操典で動かざるをえぬ軍隊に負けるはづがない。』

(司馬遼太郎著「坂の上の雲」海軍兵学校の章)

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メッケル

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「操典」とは、軍隊が作成した各兵種の教育及び戦闘についての典拠書のことです。

要は「兵法書」に近いものだと思いました。

で、一応、「兵法書」を辞書で調べると、「兵法書(へいほうしょ)とは、戦争などにおいて兵の用い方を説いた書物。」とありました。

なので、広い意味で「兵法書」ということでしょうが、「兵法書」だとどうも古めかしく聞こえるので「戦略」という言葉に置き換えてみてはと思いました。

で、ここでも一応念を押して「戦略」を辞書で調べてみると「戦争に勝つための総合的・長期的な計略。」とあるので、広い意味で「戦略」の一部である言えると思うので、「操典」を「戦略」と読み替えて話を進めてみようと思います。

皆さんは、若干のニュアンスの違いを理解して読み進めて頂けたらと思います。

先ほど、取り上げた文をこう読み替えます。
『成功をおさめた企業が、そこそこの成績しかあげられない企業よりもはるかに優れていたのは、各役職者の能力である。
役職者の能力は、固有のもの(持って生まれた才能)ではない。
(中略)
戦略の良否によるもだ。
よき戦略で心身ともに訓練されつくした役職者は、悪しき戦略で動かざるをえぬ企業に負けるはづがない。』


ポイントは、「心身ともに訓練されつくした」です。

普通、戦略には「心身ともに」という言葉が出ないのでは?

もともとの話が、軍隊なので「身」が入るのは分かります。

企業で言えば「スキル」ってことでしょう。

でも「心」が入るのは、なかなか無いのでは?

なのでここが更にポイントなのでしょう。

つまり「誰をバスに乗せるのか?」ってことです。

そして、乗せた後、いかに一致団結して前進していけるのか?

心身ともに鍛え得る組織を作り上げたいと思います。

・・・・・それにしても「指揮官の能力は、固有のものではない。」とあるけど、固有のものを以上を引き出すってことでしょうか?

それとも操典の重要性を際立たせる為の表現なのか?

この辺が奥が深そうな気がします^^

2、 『モルトケ戦術のあたらしさは、主力殲滅主義にあるであろう。
戦場における枝葉の現象に目もくれず、敵の主力がどこにいるかをすばやく知り、味方の最大の力をそこに集結させて一挙に攻撃し殲滅するというものであった。』

(司馬遼太郎著「坂の上の雲」海軍兵学校の章)

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モルトケ

金持ち父さんも分散投資よりも集中投資を進めていますもんね^^

前回の私のブログを読んでいただけるとお分かりだと思いますが「針鼠の戦略」。

では多角化経営は駄目なんかというとそうではない。

ドラッカーの言葉を借りると

『いかに集中が望ましくとも、多角化との調和が必要である。
さもなければ過度の専門化に陥る。
同時に、いかに多角化が望ましくとも、あるいは避けがたくとも集中が必要である。
さもなければ分裂と分散に陥る。
単純さと複雑さはともに必要である。』

(P.F.ドラッカー著「マネジメント」)

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バランスって難しいです。

でもそこに成功への鍵があるのかもしれませんね^^


経営の4要素は、人、もの、金、情報とはいいますが、これらが素晴らしく揃っていたとしても、これに戦略が伴っていなければ将来を保証され得るものではない。

そういう意味では、今後は更に経営陣の質や視野の広さなど、問われることにないますね。


追申・
毎回、読んでも新たな発見が満ち満ちている1巻を読み終わり、今は2巻目です(^m^)

1と2って、まさにビジョナリーカンパニーで言っている内容と同じようです。

成功する企業には法則がある。

そんな感じがします。

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