今、司馬遼太郎の「坂の上の雲」の最終巻を読んでいます。
面白いだす!
おまけに色々と勉強になるっす♪(*^-’)b
最近のヒットの話が「運」についてだよ。
歴史を知らない人にいきなり話しをしてもよく解らないと思うけど、
今回の「運」についてのお話のテーマに使われたネタは
「日本海海戦」

簡単にいうと日本海海戦とは、日露戦争中に日本とロシア帝国との間で戦われた海戦。
おまけにロシア艦隊は戦力の大半を失い壊滅したのにかかわらず、日本側の損失は軽微で、海戦史上まれな一方的勝利となった。
どうしてそんな結果となった?
そこに「運」があって話です。
『出雲の艦橋にあった佐藤鉄太郎は、「運だった」と、戦後、冷静に語っている。
佐藤が戦後、海軍大学校の教官をしていたとき、梨羽時起という海軍少将が遊びに来て、「佐藤、どうしてあんなに勝ったのだろうか」と、梨羽は彼自身実戦に参加しているくせにそれが不思議でならないようなことをいった。
(中略)
「六分どおり運でしょう」と、佐藤は言った。
梨羽はうなずき、僕もそう思っている。
しかしあとの四分は何だろう、と問い重ねた。
佐藤は、「それも運でしょう」といった。
梨羽は笑い出して、六分も運、四分も運なら皆運ではないか、
というと佐藤は、前の六分は本当の運です。
しかしあとの四分は人間の力で開いた運です、といった。』
(司馬遼太郎著 「坂の上の雲」 死闘の章)
深い言葉だと思いました。
六四で分けたことは正しいのかどうかは解りませんが、生死の境目を生き抜いた人の言葉だからこそ感じることがあるんでしょうね。
当時、日本は弱小の国だったから、強者であるロシアに勝てる訳がないと思われてた。
弱者だからこそ、強者に勝つために知力死力を尽くした。
そして知力死力を尽くし、やっと運を四分開くことができた。
このことは簡単に考えてはいけない。
「運」と聞くと多分大抵の人は「何をしなくてもいいことが転がり込んで来ること」と考えると思うのですが、そうではなくて知力死力を尽くし切った後、後は運次第ってことだと思います。
なかなか最近は努力もしないで「運」任せの人が多いようにお見受けしますが・・・・
それはそれとして、ここでいう四分の運をどれだけ開き切れるか?
そのためには
自分がすべきことにまずは集中すること。
そこが勝負だすな(⌒~⌒)
そういえば、日露戦争で、知力を尽くして戦略を立てた児玉源太郎も秋山真之も短命だったんよね・・・・・