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歴史に学ぶ 司馬遼太郎の『坂の上の雲』編その3

『ロシアは日本のように憲法をもたず、国会をもたず、その専制皇帝は中世そのままの帝権をもち、国内にいかなる合法的批判機関ももたなかった。

「専制国家はほろびる」

というただ1つの理由をもって、この戦争の勝敗の予想において日本の勝利のほうに賭けたのは、アメリカ合衆国の大統領セオドア・ルーズヴェルトでった。』


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『その理由は、簡単である。

二流若しくは三流の人物(皇帝)に絶対的権力を持たせるのが、専制国家である。

その人物が、英雄的自己肥大の妄想をもつとき、何人いえどもそれにブレーキをかけることができない。

制度上の制御装置をもたないのである。

ロシア帝国は、立憲国家である日本帝国と同様に、内閣をもっていた。

しかし日本の内閣とはちがい、独裁皇帝の補佐機関、もしくは厳密には側近であるにすぎない。

ロシアのすべての官吏、軍人は、その背後におそるべき猛火を感じ、その火にあぶられている思いをもっていた。

猛火とは独裁皇帝とその側近のことであり、独裁体制下の吏僚の共通の心理として、敵と戦うよりもつねに背後に気を遣い、ときにはクロパトキン大将のごとく、眼前の日本軍に利益をあたえてもなお政敵のグリッペンベルグ大将を失敗させることに努力し、その努力目的を達した。

セオドア・ルーズヴェルトのいう「専制国家が勝つはずがない」とい理論は、そういう戦場現象にまで適用することができる。

一方、日本軍尾各将軍はその背後にロシア皇帝のような絶対的独裁権力者をもたなかったために、ふりむく必要がなく、敵をつぶすことのみに専念することができた。』
(司馬遼太郎著 「坂の上の雲」 黄色い煙突の章)

私の個人的な意見ですが、創業期は社長のある意味ワンマンでもいいと思います。

勿論、いい意味でのワンマンってことですが・・・・

でも創業期が終われば、会社のスタッフと一緒に組織風土を作っていくべきだと思います。
上記のイギリス人の気質を考慮にいれるとお分かりになるかと・・・。

あとこれも私の全くの個人的な意見ですが、創業者がその会社を永遠に存続させていきたいと思っている場合は、自分がトップの退いた後、誰を次の据えるか?

そのことを今回、1つの示唆として考えてみる必要があるのではと思います。

225px-Nicholas_II_of_Russia01.jpg
ロシア帝国最後の皇帝ニコライ二世
※ニコライ二世の最後は・・・
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8B%E3%82%B3%E3%83%A9%E3%82%A42%E4%B8%96

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「会社の成長度合い」と「時代からの要求」との間を上手にバランスをとらないといけない。

経営者は船に例えると「舵取り」とよくいいますが、本当にその通りだわ(ーー;)

このバランスと崩した場合、前回の話のとおり、過去のスペインがそうだったように必ず衰退する!

経営者は、その責任と義務に基づいて、よくよく考えなといけませんね。

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