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歴史に学ぶ 司馬遼太郎の『坂の上の雲』編その2

『文明の段階々々で、ぴったりその段階にあった民族というのが、その歴史時代を担当するのではないか』  
(司馬遼太郎著 「坂の上の雲」米西戦争の章)

私は歴史が好きです^^

過去から現代に至るまで、常に栄え続けている国はありません・・・

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『スペイン人は、十五世紀の大航海時代という世界史の段階では、大いにその能力を発揮した。

あの時代、つまり世界の大半がつかみどりのような段階であったとき、スペイン人のもっている熱血性、熱狂性、むこうみず、といったふうな気質や能力が、その条件にぴったりだったといえるかもしれない。

が、文明の段階で十六世紀の後半に入ってくると、個人的な冒険精神だけでは大仕事ができなくなる。

海軍史でもそうである。

せいぜい二隻が三隻の武装船で地球の未知な世界を征服できた時代は終わり、艦隊という組織的な力というものが登場した。

海軍だけでなく、商業や鉱業の世界でも、人間の組織を有機的に動かす以外に大仕事ができなくなった。

そういう能力をもった民族は、日常の社会をくみ上げてゆくにおいてすでに組織的である。

スペイン人にはそれが欠ける。

イギリス人が、それに長じている。

彼らは組織と組織秩序を重んじ、後世のドイツ人ほどでないにしても、スペイン人と比較すればきわめて堅牢な社会をつくりあげてきた。

この秩序に対する服従精神と、組織運営のうまさは、商業においては会社をつくりあげ、軍事においては近代的な意味での「艦隊」をつくりあげた。』
(司馬遼太郎著 「坂の上の雲」米西戦争の章)

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大航海時代のスペインがそうだったように、
日本でいえば織田信長や坂本竜馬もある意味同じだと思うのですが、
その当時存在自体が必要だったけど求める以上になったとか、
求めるものが変化した場合はバッサリ切り捨てる、そのように目には見えない、歯車があるのでは?
時代からの要求というものが存在するのでは?

とか思ったりしました。

なるほどなぁ~って( ̄□ ̄;)


と、ともに

このことは「会社」でも同じなのでは?

会社のライフサイクルってあるかと思うのですが、上記のスペイン人の気質はきっと「創業期」の気質で、

イギリス人の気質は「成長期・発展期」の部分に繋がるのかなと・・・・・

なので、

創業期を抜けて成長期に入ったときに、創業者はどのように考えるべきか?

何かしらの示唆を与えているのではないかと思います。

私の個人的な意見ですが、成長期と発展期でそれぞれ必要とされる価値観よりも明確に、創業期と成長期ではそれぞれに必要とされる価値観は大きな隔たりがあるのでは?と。

創業者が、感情的にも思考的にも大きな変化を必要とする時期なのかもしれませんね。

そもそも人によって、自分にとっていつ頃までを創業期と考え、いつ頃から成長期とするかはまちまちでしょうが・・・


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前回の『歴史に学ぶ 司馬遼太郎の『坂の上の雲』編①』
100516_1351031.jpg
人気3位になっていました^^
ありがとうございます♪


ふと思ったのですが、或る意味・・・

創業期の会社のモデルってイメージ的に織田信長の組織がいいのかなと・・・

成長期には豊臣秀吉の組織、発展期は徳川家康の組織が・・

て思ったのですが、確たる確信がある訳ではありませんが、江戸幕府があれだけ長期政権であることを考えると日本人にあった組織だったのではないかと、単純にそう思ったのです。

今度、ちょっと調べてみよっと(*^^*)/♪

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