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人道的競争を目指す^^

『金融市場のみならず経済全体を貫く「効率性」と「不安定性」との根源的な「二律背反」』 が指摘されている。
(岩井克人 『二十一世紀の資本主義』 筑摩書房)

利益を追求するための「効率性」
その利益の影には貨幣・通貨の「不安定性」が潜んでいる。

何故、貨幣・通貨が不安定性なのか?

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『お金は考え方』 とは、金持ち父さんシリーズに何度も出てくる言葉です。


つまり何を言いたいのか?

「貨幣」や「通貨」には交換価値しかない。


交換価値とは?


人間同士の約束事の中でだけ価値があるもの。
(この辺の話しは、『金持ち父さん 貧乏父さん』に詳しく記載があります。)


そのことを根底においてビジネスの展開を考えること自体いかがなものなんだろう?

『お金は考え方』 であるなら、「お金」そのもに意識を集中するのではなくて、「考え方」に集中すべき?

先日のブログに書きましたが、B-Iトライアングルの三本柱である「使命」について書きました。

そこでも引用した言葉を再度、ご紹介したいと思います。

『多くの人が金儲けだけを目的にビジネスを始めるが、金儲けだけでは使命として充分ではない。

お金だけでは、情熱、やる気、強い願望は生れない。

ビジネスの使命は、消費者が求めるニーズを満たすものでなければならない。

そして、そのニーズを充分に満たすことができてはじめて、ビジネスにお金が入ってくる。』
(金持ち父さんの投資ガイド 上級編 ロバート・キヨサキ 筑摩書房)


何故、お金だけでは、情熱、やる気、強い願望が生れないのか?


まず「金儲け」には際限がない。

これでいいという限度がない。

そして、それ以上に、「交換価値しかない貨幣・通貨」の追求自体、それは「本質的に抽象的な存在」を土台として、ビジネスを考える当然の帰結なのでは?

※ 「抽象的」とは、頭の中だけで考えていて、具体性に欠けるさま。


「具体性のない、具体性に乏しいものを追求すること」自体、「お金」を抜きにして冷静に考えみて欲しい。いかがでしょうか?


「現実性が乏しい夢にしがみついて、現実を見ようとしない人」と次元が違うかもしれませんが、もしかしたら似ているところがあるのでは?


皆さんは、どう思われますか?

私は、こう思います。

お金は勿論大事!
そして、それと共に人間一個人として、どう考え、どう生きていこうとしているのか?
今以上に見つめ、自らに問いかけてみるときなのかもしれません。
(経営者であれば、自分の力で誕生させた会社にどんな生き方させたいのか?)

そこに実は、行き詰まった現代の資本主義を打開する「鍵」があるのでは?


その「鍵」と成り得るヒントとなるものとしてご紹介したいのが「人道的競争」 という概念です。

もしかして「人道」て言葉だけである想像をする方がもしかしたらいらっしゃるかもしれない。

青臭い理想の追求と・・・


そうではなく、私が言いたいのは一言で言えば「絶妙のバランス感覚」 です。


実は、この人道的競争って概念は100年以上前に日本の牧口常三郎という学者が提唱したものでした。
『生存競争は軍事的競争、政治的競争、経済的競争をへて、これからは人道的競争を目指すべきだ。』

『要は其の目的を利己主義にのみ置かずして、自己と共に他の生活をも保護し、増進せしめんとするにあり。反言(はんげん)すれば他の為にし、他を益しつつ自己も益する方法』
(『牧口常三郎全集第2巻』 第三文明社)


「平等」、「公正」等正しい理念を掲げながらも「競争」的側面を蔑ろにしたため失敗した社会主義

野放しの「競争」である経済の自由競争社会

とは違い、

「人道的競争」とは、適正な枠組みとルールに基づきつつ、競争的側面を直視し、人道という価値を基盤におく競争に転換し、「人道」と「競争」の両方の価値を相乗的に顕現させるようとする生存競争のこと。

最初に抽象的概念の話しをしましたが、あくまでもこの人道的競争についても具体的な実践に基づかなければならないことは充分良く解っているつもりです。

なので私自身、今年から本格的に実践していきたいと思います。

地に足が着いた活動

それがより大事なことであり、忘れてはならないことです。


ん~何か、まだこのことについて述べたいけど、長くなったのでまたの機会に(^-^)ノ^^^^

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追伸・
お金儲けに意識を集中し過ぎて、結局虚しい人生になる人ってドラマによく出てくるけど、「お金が考えかた」、「お金は抽象的存在」だとしたら、当然なことなのかもね(--;)

お金だけではなく、抽象的なイメージ・考え・可能性ってよって、人は踊らされていることって最近気付いたことあるけど多いのでは?
世の中には「仕掛ける側」と「仕掛けられる側」しかありませんから・・・・


歴史を振返ってみると、国自体がお金の大量発行(要は、金との量を減らし大量発行した)した後って、国が乱れて滅んでいる。
それを考えると今、世界的に経済が変なのは、もしかして当たり前の結果なのでは・・・・


あ~やっぱり長くなる(--;)

もう帰るっ


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コメント (1)

おいなりさん:

 絶妙なバランス。これは、humanitarianism の思想に近いと思います。つまり仏教の中道主義に基づくものだと思います。現に牧口常三郎先生も創価学会の初代会長でありました。
 

 この仏教の中道主義にもとづき画期的な活動をしている国があります。それはブータンです。

 私たちは現在までGDPというものを国の豊かさをあらわすシンボルとして、それを信じて競争をしてきました。しかしそれは経済的な豊かさだけを求め国民の生活とはかけ離れがちであると思います。
 現にノーベル平和学賞を受賞したDr.ユヌスさんはグラミンバンクを創設した理由の中に、GDPがいくら上がってもバングラデシュの道端に住む貧困者が減らなかったというエピソードがあります。

 ブータンではGNHという独自の指標が重視されています。これは簡単に言うと国民の幸福度を生活水準、自然環境、文化の保護、よい統治という大きく分けて4つの観点から判断し指標化するものです。これは絶妙のバランスという点では優れた指標だと思います。

 しかし、幸福は文化や宗教によってまちまちです。もっとさまざまな面、たとえば教育、医療、経済格差などを考慮する必要はあると思います。

 しかし、もし、GNHを参考にした指標ができれば、世界の価値観が変わり諸問題解決へ大きな前進になるのではないかと思います。

 

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